睡眠の改善を試してみよう!

研究結果の発表

糖尿病を改善する際に、一般的によくいわれている改善策としては
やはり「食事を改善しよう」といった趣旨の事だと思います。
しかしながら、睡眠も食事と同じくらい大切な内容になってきます。
そこで、簡単にですが睡眠の詳細について解説をしていきます。

 

アメリカ・シカゴ大学の研究者が、糖尿病についての研究をしているのですが
その最近の発表の中で睡眠と糖尿病の関連性について言及しています。

 

その発表によると「十分な睡眠をとっていない中高年ほど、高血圧になる可能性が高い。」との事。
この結果はどのような実験から導くことができたのでしょうか。

 

具体的な方法としては、睡眠時間6時間のグループと5時間のグループを分けてそのそれぞれの高血圧になる可能性を比較しています。この結果が以上のようになったのです。

 

なぜこのような結果になったのでしょうか。
それには、自律神経が密接な関係を持っていると言われています。
健康な人の一日の血圧の変化としては、起床時から血圧が徐々に上がって行き、
80〜120前後で日中の時間帯を過ごし、夜となっていきます。
そして、寝ているあいだは副交感神経が優位となり、交感神経は収まります。

 

上のような健康の状態が、睡眠不足を繰り返すことによって乱れてきてしまうのです。
例えば、本来だったら副交換睡眠が優位になるはずの睡眠中に、交感神経が優位になったり、
また睡眠中に日中なみの血圧を示してしまったりするのです。
これが積み重なることにより、高血圧を導くことになります。

 

また、睡眠不足を継続して行うことにより、心筋梗塞や脳卒中などの合併症の確率を
6倍に引き上げる可能性があるとの研究結果が報告されています。

 

一般の高血圧の患者さんの中に
「薬を飲んでもなかなか高血圧が治らない」という方がいらっしゃいます。
そういった方の中には、睡眠障害によって、血圧が収まらないという
状態になっている事もあるようです。

 

もし思い当たる症状などがある場合は
是非お近くの病院に足を運んでみてください。

その他の理由

上では、単純に睡眠不足による交感神経の乱れをご説明いたしました。
それ以外にも理由が存在します。

 

最もわかりやすい事例としては、インスリン不足があげられます。
インスリンというのは、血糖値を抑制してくれる成分であり、体から分泌されます。
このインスリンの働きを、睡眠不足は乱してしまうのです。

 

こちらの症状にしても、上記の症状と同様に問題が起きます。
問題が深刻化する前に、しっかりと症状を把握し、
専門の病院などに相談をしていきましょう。